睦月影郎著
鶯谷69の「ほんとうに見ているアダルトDVDレビュー。」
しばらくは美少女小説(炉里ータ小説)のレビューが続くと思いますが、
どうかご容赦ください。この作品も睦月影郎氏の代表作の1つ。
20代のころは大胆な設定と好みの少女たちが登場することで、ベストワンにも近い評価をしていたが、現在では変態性のあるキャラクターが登場することと、氏の作品にはよくあるダークなエンディングのため、だいぶ星を落としている。
「セーラー服の匂い (マドンナメイト)」by amazon
バス1台分のJCが暴漢の手に…。芸術家くずれの男は冷酷に処女を破り、
元自衛隊員は後ろの穴に肉弾を打ち込み、真性ロリコン教師は異常舌技に狂う。
餓狼の肉欲に終焉というものはない。(解説より)
amazonのkindle版の発売はないようですが、
Yahoo!ブックストアでは電子書籍として取り扱いがあるようです。
まず読者の度肝を抜き、初っぱなから興奮させてくれるのが、
バス1台分のJCを誘拐するということ。
ポルノ映画やAVになら似た設定があったかと思いますが、
女子○学生ですからね、期待させてくれます。
本編は全7章に分かれています。
第1章:バス1台分の女子○学生
誘拐された女子○学生たち。
犯人の坂巻は、生意気な金持ちの娘、しのぶを1人目の相手として指名する。
童顔の美少女、恵理子のバスの中での排尿シーンも興奮させてくれます。
第2章:少女のぬるい香り
元自衛隊員の古賀はバスガイドのあかねを陵辱。
元小学校教師の青柳は恵理子に口内射精させるのだった。
第3章:妊婦をいじめないで
坂巻は妊娠している担任教師ののり子にバックから挿入、
古賀はあかねのアナルに挿入するのだった。
第4章:天使のダブル・フェラチオ
青柳が再び恵理子を呼び出そうとするが、彼女は駄々をこねて拒否。
青柳はもう一人の美少女由香を連れ、恵理子の代わりをさせる。
第5章:ハーフ美少女に突っ込め
坂巻はハーフの美少女アンナとしのぶに屈辱的な3Pをさせ、
古賀ものり子とあかねに同様の仕打ちをする。
第6章:聖少女は独りいじりがお好き
由香が快感に目覚め、青柳は恵理子の処女をいただく。
青柳は風呂場で恵理子・由香・アンナ・しのぶに囲まれ、変態性欲を爆発させるのだった。
第7章:狂った夜の終焉
翌朝、中庭で生徒のアナルにグリセリンを注入し、全員一斉に排便させる犯人たち。
追跡が近づいていることを知り、坂巻はポニーテールの美少女・早苗を指名、
青柳はぽっちゃり型の美少女・真美を指名する。
早苗と真美が破瓜の苦しめに耐えているころ、ようやく助けが到着し…
正直この早苗と真美の処女喪失シーンが最も興奮する。
筆者がわざとそうしているのかは分からないが、真美は
「淫惑の美少女」からこちらの作品にやってきたかのように特徴や話し方が符合するため
「淫惑の美少女」の真美ファンにもたまらない。
〈総評〉★★★
タイトルからして王道の美少女小説だと思っていたら、
ほぼサドな犯人・妊婦プレイ・全員で排便・変態性のある少女哀願など、
ありとあらゆるエロスが満載で驚く。
それも含めて美少女小説なのかもしれないが。
そのため、美少女との絡みを想像していた方にとっては、
まったく役に立たない章も存在することだろう。
また氏の特徴でもある変態性のあるキャラクターが登場し、
ラストも非常にダークで笑えないエンディングとなっているため、
私は今はこの作品があまり好きではなくなっている。
あ、でも元々この作品を好きだなんて人前ではとても言えないっすよね。
とにかく氏の力量が伝わってくるとてつもない作品です。(褒め言葉)

しばらく美少女小説(炉里ータ小説)のレビューが続くと思いますが、どうぞご容赦を。
昨日レビューした「教え娘の秘唇」もそうですが、
睦月影郎先生の代表作を紹介させていただきます。
小学校教師の妻に請われた片桐義文は、春から全寮制の中高一貫女子校に入学する
倉沢真美を自宅に預かることになった。瑞々しく純真な少女とふたりでいると、
妖しい気持ちが次第に大きくなる…。壁にかかった新品のセーラー服。
ほのかに漂う甘酸っぱく香ばしい可憐な匂い。男の邪悪は痛いほどに疼きだし、
やがて少女の無垢な好奇心は恐れを知らぬ大胆なものに変貌していった。
睦月流ロ×ータ最高傑作。(解説より)
解説に既に最高傑作の文字がありますが、いや本当にそのとおりだと思います。
すべてのAVを合わせても、この作品と「教え娘の秘唇」以上に
お世話になった作品はありません。
この版は無双舎の悦の森文庫から2011年に再販されたもので、
元々は勁文社のグリーンドア文庫から発売されていました。
そちらのジャケットはゴクミを思わせる美少女のイラストになっています。
登場する真美は、どちらの版のイラストとも異なりますが、
私にとっては、やはりゴクミ風のイラストのほうがしっくりきます。
グリーンドア文庫はすでに絶版のようですが、
ヤフオク・ブックオフ等で入手可能のようですから、
ファンの方はぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか?
本編は全6章に分かれています。
第1章「裸になるの恥ずかしい」
教師である妻の志津恵が家庭の事情で連れてきた真美の美しさに片桐は驚く。
真美がいやがらないことをいいことに一緒にお風呂に入り、
陰茎まで洗ってもらうのだった。
第2章「ネバネバして気持ち悪い」
昨日のお風呂で出たものは何かと片桐に問う真美。
「また見せてあげる」とベッドに誘うのだった。
第3章「私、だれとでもしたいの」
真美を預かってもらっているお礼に、彼女の母親の真知子が訪れる。
彼女はお礼にお口とアソコで1回ずつ抜いてくれるのだった。
第4章「痛いけど、なんだかうれしい」
夕方になり真美が戻ってきた。そして片桐は初めて真美と結ばれる。
その日のうちに母と娘に2回ずつ放出することに。
第5章「セーラー服 汚さないで」
当たり前のように体を重ねるようになった二人。
そしてついには真美にセーラー服を着てもらい挿入。
第6章「二人がしてるの見たい」
片桐家を出ていく日が近づくにつれ、次第に寂しさがつのる真美。
そして片桐にあるお願いをするのだった。
〈総評〉★★★★★
普通だったら、あらすじと感想を交互に書いていくところなんですが、
もう、このあらすじだけでビンビンに勃起していまうのはオレだけでしょうか。
自分の場合、「パパはロ×コン」の記事にも書いてありますが、
東北にできた妹の名前が漢字違いのマミだったので、
この作品を読みながら、サルのように抜きまくりましたね。
実際に会うときは、そんなことないように装ってましたが。
この作品の真美ちゃんはS6です。表現として
「全身シッカロールでもまぶしたように白い肌が、ほのかに鳥肌立っていた。
肌はむちむちと張りがあり、胸もそれと分かるほど丸みを持ち始めている」と
あります。どこかに「ぽっちゃり型」という記述もあったように思います。
彼女を知る良い手掛かりになるのではないでしょうか。
AVでもそうですが、ヘタに解説するよりも、
やはり一度見てもらったほうが早いですよね。
この作品は私が今まで見た美少女小説の中でも、1、2を争う名作です。
炉里を少しかじったことのある方なら絶対に後悔はしないと思います。
最近 ED&イ○ポ気味のため、20代の頃に読みあさった
美少女小説(炉里ータ小説)のレビューが続きますが、どうぞご容赦を。
さて美少女小説に限った場合、自分には3人の巨匠(ゴッド)がいる。
1人目が睦月影郎氏、そして吉野純雄氏、最後に斉田石也氏だ。
睦月影郎氏の作品に登場する女の子はうぶな美少女(JS~JC)が多く、
あれよあれよという間に主人公の手ほどきで初体験を済ませてしまう場合が多い。
それでも会話が凝っているというか、セリフが非常に洗練されていて、
まるで彼女たちが実在するのではと思わせるほどリアルである。
自分にとっては氏の作品に登場する美少女こそが、
自分の憧れの少女の理想像でした。
吉野純雄氏の作品に登場する少女も、睦月氏の作品とほぼ同じで、
JS高学年からJC2ぐらいまでが多い。
睦月氏の作品の場合は、時折変態性のある男のキャラクターが登場するが、
吉野氏の作品は基本 好青年(もしくは美少年)で、少女も純真で純粋無垢な場合が多い。
今 読み返してみると睦月氏の作品よりはパンチが足りないかなと思えたりもするが、
睦月氏のように不幸などんでん返しがなく、最後まで安心して読むことができる。、
そんなわけでネタとしての使用頻度は少なくとも、美少女好きにとっては
清涼感さえ漂うエンディングまで引っ張ってくれる引きの強さがあると感じる。
3人目の斉田石也氏の作品に登場する少女は睦月氏よりも幼く、ほぼJSである。
しかもJSにしては奔放で好奇心旺盛、アッという間に初体験を迎えてしまう場合が多い。
ただし少女のほうが体験を望んでいる場合が多く、
罪悪感が薄く安心して読めるのも特徴の1つだ。
氏の作品も会話がリアルで、恥じらいすらほとんど感じることはないのだが、
現代の世の中では、このような少女のほうが多いのではないかと思わせてくれる。
また文章が長すぎず非常に簡潔で読みやすいのも氏の特徴だと自分は思っている。
さて本日はその3人のゴッドの中で最も尊敬している睦月影郎氏の作品の中から
ベスト1の作品を紹介する。自分が今までに見た美少女小説の中でベスト1なので、
早くも★は5つである。
「教え娘の秘唇 (グリーンドア文庫)」by amazon
澄んだ瞳かぐわしい香りまだ脹らみきらぬ胸の丸み…。
少女と2人きりになったとき教師はただの牡となる。
(解説より)
残念ながらグリーンドア文庫は既に絶版となってしまったようなのだが、
氏の代表作の「淫惑の美少女」が悦の森文庫から再版されているので、
こちらも近い内に再版するかもしれない。
またグリーンドア文庫の作品はX-グリーン文庫として電子書籍にもなっているようで、
こんなものが本棚にたくさん並んでいたら恋人や嫁と別れること必至と思われるため、
こちらも電子書籍化が待たれる。
実は20代の自分にとって氏のベストワンは、いずれレビューさせてただくが
「セーラー服の匂い」か「淫惑の美少女」であった。
いま改めて見直してみるとベストワンはダントツでこの作品だった。
3作品の中では、この作品だけがオムニバス作品である。収められているのは6編。
「早くぅ、先生の舐めさせて」★★★★
担任教師の藤尾に憧れを持つ、S6の恵理子との
1回目 彼女の家でのクンニ&フェラ
2回目 体育倉庫でのクンニ&フェラ
3回目 保健室での初体験を描く。
元々はこの作品が一番のお気に入りでした。
「やあん、おじさまのヘンタイ」★
妻が出産のため入院している間、水島は
同居している姪の久美子に手を出してしまう。
初めての時は拒んでいた久美子だったが…
犯された娘が次第に協力的になっていく過程が理解できず、
いまだに役に立ちません。
「汚いよ、そんなとこ舐めたら」★★
C1の伸之とS5の奈津美の淡い初体験を描く。
さすがに初体験は痛かったらしく
気持ちよいオーラルSEXに目覚めるあたりがほほえましい。
「平気だから、もっと入れて」★★★★★
カメラマンの青年 佐久間と彼が偶然出会ったS6の美少女美紀との
まるで新婚家庭のような同居生活を描く。
タイトルこそ、「平気だから、もっと入れて」だが、
できればずっと少女のままでいてほしかったと思わずにはいられない、
美少女小説の名編である。もちろん一番のお気に入り。
「びくびく動いてへんな感じ」★★
景夫が海の家でたまたま出会った美少女姉妹、C1のつかさと
S6のしずかとのあっけらかんとした初体験を描く。
睦月氏の作品では時々出てくる変態性のある作品。
しずかちゃんの同級生に野比くんがいてどうにも萎える。
「どうしてそんなとこ見るの」★★★
社長夫人との密会の後、たまたま社長令嬢の真美(S6)とも
親子丼を楽しむことになった新入社員の物語。
寂しさのせいなのか、ちょっと真美ちゃんが積極的すぎに
思えなくもない。うらやましいことはこのうえないが…。
〈総評〉★★★★★
3編目「平気だから、もっと入れて」の中での
おままごとのような同居生活が何度見てもたまらない。
実は若いころはSEXの描写ばかり見ていたのだが、
大人になってグッときた一節を引用させてただくと
「それから毎晩 佐久間は美紀を愛撫し、彼女もそれを当然のように受け入れるようになった。」
分かりますか?オレ、SEXの描写ではなく彼女の心の動きに興奮するようになったんです。
この一節だけで何回でもイケますよね?えっ違う?
炉里を少しでもかじったことのある人になら、必ずオススメできるこの作品。
たまには美少女小説でもいかがでしょうか?
2016年08月25日 睦月影郎著 コメント(1) トラックバック(0)