「クラッシック・ポルノ・ノワール 8 未亡人とヤミ金」(清塚雅子)★★
鶯谷69の「ほんとうに見ているアダルトDVDレビュー。」
2010年12月18日発売/ルビー作品/中島三郎助監督/90分収録
ドラマAVファンの人気を獲得した[未亡人]シリーズの第8弾が満を持して
3ヶ月振りの新作登場!夫に内緒でヤミ金が公然と仕掛ける‘団地金融’から
遊ぶ金を借りていた人妻熟女が、夫の死後、非情な取立てにあう。
最愛の息子や姉と共に凌辱されつくしたあげく、息子は五臓六腑を提供させられ、
姉は海外に売り飛ばされ、主人公の人妻は朝から夜中まで過酷な主婦売春に
身をやつす…。国の無能な貧しさが民を滅ぼしつつある現在、勢力を拡大する
ヤミ金の暴力に焦点をあてたイルミナティレーベルのエロドラ大作。(解説より)
何年か前にドハマリした三橋理絵(清塚雅子)さんの作品を
ようやくゲット。落札価格は中古で¥350でした。
解説には大層なストーリーが書かれていますが、
実際はもっとシンプルです。
チャプターは3枚切られています。
①ヤミ金に犯される妻
亭主が事前に話をつけていたらしく、
ヤミ金の事務所で犯される妻。
でも男優の江戸川啓二さんに犯される三橋さんは
もう見飽きてしまったんですよね。
照明やアングルも単調でまったく役に立つ気配もなく終了。
②夫に慰安の妻~夫の死
亭主に反発しながらも、また肌を合わせてしまう2人。
でも彼女が騎乗位でイッた瞬間に、下になった亭主が突然死してしまう。
照明ものっぺりしているし、このシリーズにはよく登場する変なラブホだし、
ラストでは1人死ぬしで、もはや盛り上がる気配すらありません。
③息子との肉愛を強要される母
家族内密葬にヤミ金屋が乱入するも、
うちの息子には手を出させない!と母親が撃退。
そして2人はお互いを思いやる気持ちに
体を重ね合わせることになるのだが…
そういえばヤミ金屋が部屋を出てないなと思ったら、
途中から彼の声が飛ぶのでビックリ。
どうやら後半は彼の撮った映像ということらしいのですが、
白い壁に白い家具に白い寝具、
彼女も結構色白だし、何より照明が蛍光灯系で
白(青?)っぽくのっぺりしてるんで、
まったく色っぽい映像にはなっていません。
三橋さんの喪服姿は色っぽいとも言えるんですけどね。
それにしても息子がよく勃ったなというのが不思議。
〈総評〉★★
まずストーリーからして重すぎるので、
AVの台本としては、まず失格でしょうね。
それと照明がね、青いというか白い。
これでは女優さんは色っぽく映りませんよ。
彼女の喪服姿だけが見どころの
何とも残念な作品でした。

2017年11月01日 三橋理絵・三原葉子ほか多数 コメント(0) トラックバック(0)